アグニス5凸、イクサバ何本いる?

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ちょっと前になりますがアグニスに5凸が実装されて加護効果量が150%になりましたね!

これによりアグニス編成はもちろん火力が上がって上限を叩きやすくなるわけですが、実際にイクサバと上限武器(朱雀邪やメタルデストロイヤーなど)の必要本数がそれぞれどのような感じになったのかを簡単に確認してきましたので、その結果をこの記事でまとめていきたいと思います。

筆者はもともとTwitterにこの内容を投稿していたので、今回はこれを転載してまとめただけの手抜き記事ということになります。

この記事は2021年4月時点での装備・キャラ環境を前提とするものです

1 前提条件

 

前提条件については上記のツイートに記載した通りです。

①デビル拳レスラーは「通常攻刃やEX攻刃などが付いた普通の格闘武器」をメインに装備する場合を想定したものです。デビル拳の「赤熱状態の敵に対して与ダメージ上昇」効果は今回は活用していません。梵天添甲や絶拳などをメインに持つ場合もこちらを参考にして下さい。

②方天画戟は攻刃や渾身といったHP100%状態で攻撃力アップ効果のあるスキルが付いておらず、通常の格闘武器をメインで使用する場合よりも上限を叩きにくいため、イクサバの必要本数は①③と比較してやや多めになります。

 

【前提条件の補足】

(1)使用するキャラと厳選状況

メーテラ:久遠あり、渾身10+与ダメ10

ミムメモ:久遠あり、渾身10+与ダメ10

アラナン:久遠あり、渾身9+与ダメ9

(2)召喚石

アグニス5凸(メイン)シヴァ3凸(サポート)

ミカエル3凸、サン5凸、ベリアル4凸、グランデ4凸

(3)ダメージを測定するムーブ内容

レスラー(デビル拳・方天画戟 共通)

1ターン目:メーテラ1、ミムメモ13、アラナン1(3)、ミムメモ2、ツープラトン、シヴァ召喚、攻撃

2ターン目:サン召喚、攻撃

エリュシオン(ウルリクムミ)

1ターン目:メーテラ1、ミムメモ13、アラナン1(3)、サン召喚、ミムメモ2、コンクルージョン、攻撃

2ターン目:シヴァ召喚、攻撃

※ デバフについては防御値15想定ではアラナン1アビのみ、防御値10想定ではアラナン13アビを使用しています。

  

今回は火船火炉ありで試しましたが、また機会があれば船炉なしのパターンも確認してみたいと思います。 

 

2 レスラー/デビル拳(普通の格闘武器想定)

(1)対有利・防御値15想定

1枚目:イクサバ5本 117,508,485

2枚目:イクサバ4本 119,043,173

3枚目:イクサバ3本 116,378,178 

イクサバ4本+朱雀邪が一番高いダメージとなります。

(2)対有利・防御値10想定

1枚目:イクサバ5本 124,936,757

2枚目:イクサバ4本 129,534,957

3枚目:イクサバ3本 133,035,752

イクサバ3本+朱雀邪+メタルデストロイヤーが一番高いダメージとなります。

(3)対無属性・防御値15想定

1枚目:イクサバ6本 95,544,127

2枚目:イクサバ5本 96,944,076

3枚目:イクサバ4本 95,118,691

イクサバ5本+朱雀邪が一番高いダメージとなります。

(4)対無属性・防御値10想定

1枚目:イクサバ6本 101,495,034

2枚目:イクサバ5本 105,150,622

3枚目:イクサバ4本 107,490,601

イクサバ4本+朱雀邪+メタルデストロイヤーが一番高いダメージとなります。

(5)まとめ

対有利

防御値15 → イクサバ4本+邪

防御値10 → イクサバ3本+邪+メタデス 

対無属性

防御値15 → イクサバ5本+邪

防御値10 → イクサバ4本+邪+メタデス

 

3 レスラー/方天画戟

(1)対有利・防御値15想定

1枚目:イクサバ6本 120,535,559

2枚目:イクサバ5本 122,155,993

3枚目:イクサバ4本 120,839,264

4枚目:イクサバ3本 116,344,435

イクサバ5本が一番高いダメージとなります。

(2)対有利・防御値10想定

1枚目:イクサバ6本 127,624,649

2枚目:イクサバ5本 132,547,002

3枚目:イクサバ4本 137,009,074

4枚目:イクサバ3本 138,050,598

イクサバ3本+朱雀邪+メタルデストロイヤーが一番高いダメージとなります。

(3)対無属性・防御値15想定

1枚目:イクサバ6本 100,235,556

2枚目:イクサバ5本 98,866,209

3枚目:イクサバ4本 95,456,435

イクサバ6本が一番高いダメージとなります。

(4)対無属性・防御値10想定 

1枚目:イクサバ6本 107,626,375

2枚目:イクサバ5本 111,180,583

3枚目:イクサバ4本 112,050,518

イクサバ4本+朱雀邪+メタルデストロイヤーが一番高いダメージとなります。

(5)まとめ 

対有利

防御値15 → イクサバ5本

防御値10 → イクサバ3本+邪+メタデス

対無属性

防御値15 → イクサバ6本

防御値10 → イクサバ4本+邪+メタデス

 

4 エリュシオン/ウルリクムミ

(1)対有利・防御値15想定

1枚目:イクサバ5本 120,417,386

2枚目:イクサバ4本 120,154,714

3枚目:イクサバ3本 118,865,227

イクサバ5本が一番高いダメージとなりますが4本+朱雀邪とはそこまで差がありません。

(2)対有利・防御値10想定

1枚目:イクサバ5本 126,747,203

2枚目:イクサバ4本 131,809,086

3枚目:イクサバ3本 135,266,229

イクサバ3本+朱雀邪+メルデストロイヤーが一番高いダメージとなります。

(3)対無属性・防御値15想定

1枚目:イクサバ6本 97,549,951

2枚目:イクサバ5本 98,080,361

3枚目:イクサバ4本 97,022.405

イクサバ5本+朱雀邪が一番高いダメージとなります。

(4)対無属性・防御値10想定

1枚目:イクサバ6本 102,683,217

2枚目:イクサバ5本 106,747,153

3枚目:イクサバ4本 109,262,954

4枚目:イクサバ3本 110,463,929

イクサバ3本+朱雀邪+メタルデストロイヤー+虚空杖が一番高いダメージとなります。

(5)まとめ

対有利

防御値15 → イクサバ5本(or イクサバ4本+邪)

防御値10 → イクサバ3本+邪+メタデス

対無属性

防御値15 → イクサバ5本+邪

防御値10 → イクサバ3本+邪+メタデス+虚空杖

 

5 全体まとめ

それぞれの結果を1つに整理すると以下のようになります。

対有利・防御値15

①デビル拳:イクサバ4本+邪

②方天画戟:イクサバ5本

③ウルリクムミ:イクサバ5本(or イクサバ4本+邪)

対有利・防御値10

①デビル拳:イクサバ3本+邪+メタデス

②方天画戟:イクサバ3本+邪+メタデス

③ウルリクムミ:イクサバ3本+邪+メタデス

対無属性・防御値15

①デビル拳:イクサバ5本+邪

②方天画戟:イクサバ6本

③ウルリクムミ:イクサバ5本+邪

対無属性・防御値10

①デビル拳:イクサバ4本+邪+メタデス

②方天画戟:イクサバ4本+邪+メタデス

③ウルリクムミ:イクサバ3本+邪+メタデス+虚空杖

 

以上の結果からすると、ざっくりとした目安としてはこのような感じになります。

対有利・防御値15 → イクサバ4本(方天は5本)

対有利・防御値10 → イクサバ3本

対無属性・防御値15 → イクサバ5本(方天は6本)

対無属性・防御値10 → イクサバ4本(ウルリは3本)

 

最近の敵は防御値が高めになることが多いので、イクサバ4凸を増やしていく際には、風属性相手のみであれば4本、無属性相手にも使うのであれば5本というのを目安にするのが良さそうに思います。

 

今回の記事の内容はこれで以上となります。

何か疑問点やご指摘があればTwitter(@currycread_gbf)までご連絡ください。

遠慮なく!

ルシNフルオート・火属性探求

今回は軽めの記事です。

ここしばらく火属性でのルシNフルオートについて色々と試してきたので、この記事ではその成果らしきものについて色々とまとめていきたいと思います。

投稿した後でも何か新しい発見があったら随時更新していく予定です。 

(2021年4月19日 更新)

1 前提条件

①安定性重視

この記事で想定しているのは競技としてのフルオートタイムアタックではなく、単純に素材集めを目的とした自発消化のためのフルオート放置用編成となります。このような趣旨から討伐タイムについては耐久面の安定が損なわれない範囲でのみ追求することになります。

②レギュレーション緩め

上でも書いたようにあくまで日課としてのフルオート放置想定なので、開幕のタイミングで羽にターゲット移動させることや、アンスリアなどのスイッチ選択式アビリティを使用することは許容範囲内としています。開幕に多少の操作をしてから放置する分には日課としての負担にならないとの判断です。

③火でやりたい人向け

この記事はルシNフルオートを火属性でやるとしたらどんな編成が良さそうかというのを内容とするものであって、他属性と比較した上で「火でやること」をお勧めする趣旨のものではありません。

以上の点をあらかじめご了承ください。

2 録画

最新版(2021年4月時点)


www.youtube.com

 

過去の録画(2020年11月頃)

クリスマスネモネ、水着クビラ(武器)、アグニス5凸実装前

メイン武器によって3パターンの録画を作りました。

①ウルリクムミ 


【ウルリ】ルシNフルオート・火属性/開幕羽タゲ+1ポチ(30:38)Lucilius Normal Full Auto Solo Fire (Ullikummi)

②ケラク


【ケラク】ルシNフルオート・火属性/開幕羽タゲ+1ポチ(31:37)Lucilius Normal Full Auto Solo Fire (Kerak)

③九界琴


【九界琴】ルシNフルオート・火属性/開幕羽タゲ+1ポチ(32:47)Lucilius Normal Full Auto Solo Fire (Nine-Realm Harp)

3 ルート選択 

現在のところ火属性の編成では本体50%以降の本体・羽CT一致パラロスを安定して対処することができないので、基本的に羽討伐ルートを選択することになります。

そのため開幕に羽をターゲット指定する必要があります。

4 キャラ・主人公

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・主人公

ジョブについては、やはりランバージャックで累積デバフ(特に累積攻撃ダウン)と回復を撒くのが安定だと思います。他属性ではカオルなど他のジョブが使われることもありますが、耐久面やメインで持つ武器などを考えると現状の火属性では他に良さそうなジョブはあまりないなという印象です。

積んでいくアビリティについてはスクショにあるような感じでほぼ確定だと思います。グラビもディスペルもしっかり用意しておかないと特に終盤が苦しくなります。ソウルピルファーについては弱体耐性ダウンがレジストされてしまうのでここでは不採用。

ランク300になると主人公LBの弱体成功率アップ(8%)でグラビや累積攻防ダウンなどのデバフが当たりやすくなって安定感がより増します。

・ゼタ(必須)

ディスペル要員としてフロントに必須となります。本体の赫刃レベルはCT技などを打つ度に上がっていきますが、羽討伐区間ではターゲットが羽に指定されているため全体ディスペルがなければこれを下げることができません。現在のところ火で全体ディスペルを持っているのはゼタだけなので他のキャラで代用することはできません。

ゼタの234アビは使用間隔が全て同じなのでフルオートでは毎回34アビを2回使用します。

・アテナ

耐久面はもちろんのこと、デバフの維持、アビダメによる削りなど多方面で大活躍です。耐久面との兼ね合いにより編成全体の火力が低めになってしまう場合には、アビダメ自動発動による削りは普段以上に貴重なダメージソースとなります。

クビラの竹槍(第十二猪行槍)を採用するとさらに輝きます。

・ネモネ

2アビの自動発動によるアビダメ、回復、幻影、それから奥義バフによる攻防&連撃バフなどによって火力と耐久の両面で活躍します。

回復役としてはアンスリアとの選択枠になりそうなところですが、堅守武器が1本くらい採用されていればメイン武器の奥義回復+ネモネでHPは十分に維持できるように思います。

クビラの竹槍(第十二猪行槍)を採用するとさらに輝きます。

・アンスリア

採用する場合は開幕に2アビをサイレントタップに切り替える。ルシNは通常攻撃が全体攻撃なので回避時効果によってほぼ毎ターン1500回復を撒いてくれます。敵対心+回避率アップによって敵の特殊技をある程度さばいてくれるのもグッド。アンスリアを採用していると本体50%くらいまで味方のHPがあまり凹まないので武器編成は渾身優位となります。

・フラウ(サブ)

本体25%のポースポロスあたりでだいたい1人落ちるのでサブ1に入れておくと終盤に活躍の機会が結構あります。回復はもちろんのこと2連ディスペルによる赫刃下げや紅い悪夢による行動阻害など、被ダメの痛い終盤に出てくると非常に頼りになります。

また中盤まではサブメンバー時効果によってゼタのアルベスフェルマーレを1ターン延長してくれます。ゼタの1アビは234アビと使用間隔がズレているため、フラウの延長は2アビのアサシン効果が不発に終わる機会を減らしてくれます。

フラウを所持している場合は積極的にサブ1に採用したいところです。

領域解放が完成していると奥義を打つたびに3アビが使用可能になるので、ネモネがいないなら回復役として序盤からフロント起用(コロッサスなどを自滅させて)するのもアリかもしれません。

・アラナン(サブ)

サブメンバー時効果の回復性能アップがメインの用途となります。正位置効果の吸収+防御力アップが優秀なのでフラウがいない場合にはサブ1の候補となります。

5 武器・召喚石

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・武器構成について

終末のスキルは渾身+アビダメ上限が理想です(ケラクがなければ進境)

ネモネやアンスリアを採用している場合、本体50%くらいまで味方のHPがあまり減らないので基本的に渾身寄りの編成にした方が討伐時間は短くなりやすいです。そのため、武器枠が空いた場合には基本的にイクサバで埋めていくことになります。

これに対して、本体50%以降になると敵の攻撃が痛くなるので堅守武器を全く積んでいないと終盤がやや不安定になります。本体50%までの区間では背水があまり効かないため、ルシNに関しては堅守武器はドスよりもバレスカ拳の方が火力面で活躍します。

堅守武器はできれば1本か2本は欲しいところですが、もし堅守なしでやる場合には写真の編成よりも守護武器を多めに積むことでHPを盾にして耐久する形になるかと思います。序盤中盤に背水が効きにくいため守護武器はバルムンクよりもアテナ剣の方が適しています。

クビラの竹槍(第十二猪行槍)については、4凸を持っているなら2本まで積極的に採用していきたいところです。火のルシNフルオート編成ではアビダメが重要なダメージソースとなっているので、竹槍を採用すると討伐時間が目に見えて短くなります。

技巧武器については、討伐全体のうち約半分の区間でクリティカルが入らないため無理して採用する必要はないように思います。筆者は最新版の編成で絶拳を2本採用していますが、これはどちらかと言えば連撃目的という感じです。クリティカルだけを目的として微妙な技巧武器を入れるくらいなら、その分イクサバを詰めこんで全区間で火力を出した方が討伐速度は早くなります。

※ 微妙な技巧武器(一例)

エッケザックス:背水が効きにくいからここでは微妙

悪滅の雷:基礎火力が下がって遅くなる、編成に必殺とのシナジーがない

・メイン武器について

メイン武器については、ウルリクムミを持っているのでこれを使っていますが、ケラクでも問題ありません。ケラクも持っていなければ九界琴が意外と優秀です。最近ではドレバラの討伐手形で天星器を交換できるので古戦場を待たなくても九界琴は用意できます。

討伐速度については、概ねウルリ>ケラク>九界琴という感じ。

ウルリと九界琴は奥義効果で弱体成功率が上がるので終盤でもグラビがある程度命中しやすくなるのが嬉しいところです。終盤にはグラビが入るかどうかで被ダメ量がだいぶ変わるので耐久面に関してはケラクよりも九界琴の方が地味に安定します。

ドラゴニックハープは奥義効果が非常に優秀なのでメインに持てば耐久面は安定しますが終末を積むことができなくなるので討伐時間はかなり伸びてしまうと思います。

・召喚石について

召喚石については手持ちの中で良さそうなものを適宜採用して下さい。

筆者の武器編成はHPについてデビルの採用を前提としているので、デビルがない場合は武器編成の調整が少し必要な場合があるかもしれません。

6 討伐タイム

今のところ概ね以下のような感じです(船炉あり)

船なし・炉なしはそれぞれ+1分くらいになります。

最新版(竹槍2本)

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最新版(竹槍1本)

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過去の録画の編成

①ウルリクムミ

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②ケラク

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③ケラク

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7 おわり

今回の記事は以上となります。

何か良さそうな編成があったら教えて下さい。

火ルシソロ解説 フラウ軸

今回は火ルシソロにおけるフラウ軸の解説記事です。

この記事での解説はいずれも「羽討伐ルート」での攻略を内容としています。火のルシソロにおいて現在(2020年9月時点)の主流が本体ルートと羽討伐ルートのどちらであるかというのは微妙なところですが、筆者としては単純な討伐成功を目的とするのであれば羽討伐ルートのほうが攻略しやすいと考えています。

火のルシソロ編成ではスロウやグラビの命中がどうしても不安定になるため、本体ルートでは進行チャートが複雑化しやすく、終盤まで羽が残っている関係で要所でのスロウミス事故なども発生しやすいというのが主たる理由です。この点、羽討伐ルートではCT調整の必要な区間がそもそも限定されているため、本体ルートに比べると進行チャートが単純でありスロウミスによる事故のリスクも比較的少ないという特徴があります。羽討伐区間がある分だけ討伐時間は余計にかかりますが、歩き方に慣れてくれば時間内の討伐は決して難しいものではないので記事内の解説では羽討伐ルートを採用しています。

前回の記事ではアンスリア軸について解説しましたが、ルシソロにおけるアンスリアは単なるフラウの代用に留まらない独自の得意領域を持っているというのが筆者の考えです。火力面や討伐速度についてはフラウ軸のほうが優れていますが、耐久面や堅守依存度の低さについてはアンスリア軸に強みがあるので、堅守なしや堅守少なめの編成での討伐についてはアンスリア軸のほうが適しているように思います。

フラウを使っていて耐久面で苦戦することが多いときには選択肢の1つとしてアンスリア軸も検討してみてください。アンスリア軸についての解説はこちら。

1 録画


火ルシソロ・フラウ軸/アラナン入り(羽討伐ルート)Lucilius Fire Solo with Fraux, Alanaan


火ルシソロ・フラウ軸/アニラ入り(羽討伐ルート)Lucilius Fire Solo with Fraux, Anila


火ルシソロ・フラウ軸/堅守以外無課金武器縛り(羽討伐ルート)Lucilius Fire Solo

2 編成

(1)キャラ・主人公アビリティ

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・主人公アビリティ

ディヴォーション、悪夢の再演、ディスペルのいずれも必須なのでこれで固定です。絶拳や背水武器などにより編成の火力が高めの場合、秘器の使用回数次第では悪夢の再演がなくても完走できるかもしれませんが、基本的には再演ありきで秘器残量を気にせず使った方が思考負担が少なく討伐も安定すると思います。

グラビティは積まなくていいのか?と思う人もいるかもしれませんが、火の羽討伐ルートでは敵にグラビティを入れるメリットはあまり大きくありません。羽討伐ルートではCT技の内容が比較的軽めのためグラビがなくても十分に対処可能です。羽討伐後など多くの区間ではCT技よりもむしろ通常攻撃の方が怖かったりするためグラビによる遅延は逆効果になることも少なくありません。そのため固定アビのどれかを外してまでグラビを積む利点は少ないと思います。

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・フラウ

基本的にはアンスリアとの選択枠になります。両者を比較すると火力面や運用上の扱いやすさなどではフラウ軸に強みがありますが、耐久面についてはアンスリア軸の方が被ダメージ量が少なく回復量は多くなりやすいため、フラウ軸で耐久面に不足を感じた場合にはアンスリア軸を検討してみるのも選択肢です。アンスリア軸の編成や立ち回りについてはこちらの記事で解説しています。

フラウのアビリティは回復、クリア、ディスペルなど単純明快な用途であるため、アンスリア軸のような厳密な管理は必要ありません。2アビのデバフ(悪夢への誘い・紅い悪夢)は基礎命中率がきわめて高く設定されているので、弱体試練を解除するための数合わせとして手堅く勘定に入れることができます

ちなみに3アビの回復+クリアは正位置運用であっても回復2回発動→クリア2回発動という順番で効果が生じることになるので注意が必要です。試練開始後のフィークスで付与されるアンデッドの対処にはできるだけ別の手段を用いた方がフロントの負担が少ないです。

・スカーサハ(フラウの代用候補)

回復、クリア、ディスペルなどフラウと類似した役割をこなすことができるので、スカーサハを所持していればフラウ軸とほぼ同様の立ち回りをすることができます。代用でスカーサハを用いる場合にはフラウを用いる場合よりもディスペルの枚数がやや少なくなりますが、羽討伐ルートではもともと赫刃レベルの上がり方が比較的緩やかとなっているので、ディスペルの不足はそこまで気にならないです。

編成面では、スカーサハはフラウと異なり弱体個数を稼ぐことができないため、スカーサハを採用する場合には弱体試練対策としてアニラを採用するか、デバフ石を追加することによってこれを補う必要があります。

実際にスカーサハを使って討伐した際の録画もあります。スカーサハを採用する場合にはサポアビの全回復の暴発にも注意が必要です。アンデッドが付与されているタイミングでこれが発動するとフロントが吹き飛びます。

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・アラナン(アニラとの選択枠)

アニラとの選択枠です。個人的にはフラウ軸(羽討伐ルート)であれば堅守武器を複数本編成している場合であってもアラナンの採用がおすすめです。フラウ軸ではフラウ自身が弱体個数を稼げるためアニラを採用しなくても召喚石枠をあまり圧迫することなく弱体試練対策を組むことができます。また羽討伐ルートの立ち回りにおいてはアニラの全体スロウが果たす役割はそこまで重要なものとはなりません。フラウ軸では本体10%以降の通常攻撃受けが難所となるため耐久面はいくら積んでも積みすぎとはならないので、基本的にはアラナンを採用して耐久面を補強したほうがメリットが大きいように思います

アラナンを採用する場合には、最初のポースポロスでシヴァを落としてアラナンを出し、ディヴォーションのリキャストが上がりしだいアラナンを落として正位置フラウを出すという流れになります。アラナンのHPを温存する必要はないのでマルスの黄色リンゴが付いたタイミングで単奥義を打てるようにすると美味しいです。落とそうとしても堅守で耐えてしまう場合には防御LBを外しましょう。

 ・アニラ(アラナンとの選択枠)

アラナンのところで書いたとおりです。筆者はアニラとアラナンのどちらも試してみたうえで個人の見解としてアラナンの採用をお勧めしていますが、感じ方や考え方は人それぞれなので実際に試してみてアニラの方が手に馴染むのであればアニラを使ってください。

アニラを採用する場合には、本体10%のパラロスを受けるまでにあらかじめアニラを落としてジークと交替しておく必要があります。本体25%のデバフリセット後に1アビを使用してからディヴォーションで適宜落とすのが一般的です。アニラが耐えてしまって1回では落ちない場合もあるので余裕を持って落としましょう。

セフィロト(羽70%)のデバフリセットに合わせて1アビを使用するとソロでも試練開始までに1アビのリキャストが間に合わないことがよくあります。弱体試練の解除が遅れると討伐に支障が出ることも少なくないので羽70%では使用せず温存するのが安全です。

ちなみに3アビの弱体耐性アップ(50%)を当てにしてイヴリースやフィークスアンデッドを受けるのは分の悪い賭けなので緊急時以外はオススメしません

・シヴァ

永続デバフ目的。アニラ採用パターンではすぐには落とさずに羽にも悪滅の炎を付与するまで延命して削りを加速するという動きもアリですが、火力の高い編成だと落とす前にODに突入してしまうことがよくあるので注意。

f:id:currybread_gbf:20200912073835j:plain ・アテナ

説明不要の必須枠。2アビの灼熱、3アビの連撃率ダウンと暗闇は命中が不安定なので基本的に弱体個数として当てにしないでおいた方が無難です。これらを弱体個数としてカウントする場合には黒麒麟を使って2度当てするなどのケアがあるといいかも。

堅守やアラナンの正位置があればCTパラロスは基本的にアテナ1アビだけでも無理なく受けることができます。プロメテウスなどの併用はあくまで選択肢の1つという感じです。

ジー

10%パラロスと3%パラロスをアテナ1アビ+ジーク2アビ+ツイルコートで100%カットするために用いるのが本職です。この枠の代用候補としてはソシエがいますが、ソシエはフラウと種族が被るので本体25%以降をフラウなしで進行する必要があります。

アラナンを採用するパターンでは序盤からフロントにいるため、敵の特殊技・特殊行動による各種デバフを3アビの擬似マウントで防ぐことができます。イヴリースについては3アビの効果ターンが5ターンのため本体にスロウやグラビを使わなければ最大で連続3回まで受けることができます。フィークスのアンデットについてはこれを防ぎ損ねるとそのまま討伐失敗につながる危険が高いため、擬似マウントで受ける場合には羽のCT技がマルスなのかフィークスなのかを常に意識しておく必要があります。

※ 補足

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アラナンの教皇の正位置、ジーク3アビ、グランデの召喚効果にある「通常攻撃の与ダメージの一部を自身のHPに吸収する状態」はそれぞれを併用しても共存不可なので、これらを回復ソースとする場合には注意が必要です。

(2)武器

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冒頭で引用した動画内で使用していた武器編成です。右側の編成でも討伐時間に余裕を持って倒せているので火力的にはこれくらいでも十分だと思います。武器編成についてはそれぞれの手持ちに応じて適宜強そうな編成を組んでもらえたらと思います。

堅守武器の内容については、堅守中と堅守大で実際の運用にそこまで劇的な差があるわけではないのでドスやディアドリックハートなどをどのような配分で組み合わせて使っても基本的に大差はないと思います。ドスは火力寄り、バレスカ拳は守護寄りのスキル構成なのでこれらの武器の配分に応じて他の守護武器の本数などを調整して下さい。ちなみに筆者の感触としては堅守武器が1本以下の場合にはアンスリア軸の方が安定して立ち回れる印象です

編成を組むにあたっては技巧武器をどの程度採用するのかも一応問題となります。火の羽討伐ルートでは討伐全体のうち約3分の1にあたる区間でクリティカルが発生しないため、技巧スキルの恩恵はそれだけ減殺されます。そのため技巧武器については「技巧部分を抜きにしても十分に優れている武器」だけを採用することをお勧めします

たとえば、絶拳は技巧スキルを抜きにしても連撃面の補強に役立つので編成する価値があると見ることができます。エッケザックスも技巧以外のスキル構成がティア銃やセレ爪と類似したものであるためお手軽に確保できる背水武器として空いた枠を埋めるのに便利です。他方で、悪滅の雷については必殺大だけで考えると火力面がかなり厳しくなってしまうため羽討伐ルートでの採用はあまりお勧めはできません。タヴィーナなしの編成ではメイン武器が基本的にガロットとなるため、悪滅の雷まで編成すると基礎火力がかなり下がってしまうのが痛いところです。

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(参考:編成例左側HP)

HPについてはこれくらいあれば十分です。火属性のルシソロ編成では全体回復や割合回復の手段が乏しいため、これらの手段を持っている属性に比べると最大HPを盛ること自体の恩恵はそれほど大きくありません。結局のところ、回復量が被ダメ量に追いついてさえいれば問題なく走り切れるので、火力を犠牲にしてまで守護武器にたくさんの枠を割くのは微妙かなあというのが個人的意見です。そのため、筆者の中では攻撃面が背水小しかないバルムンクよりも攻刃大を持つアテナ剣の方がルシソロでの評価が高いです。(以上の点については別の考え方の人もいると思います)

(3)召喚石

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左側はアラナン採用編成、右側はアニラ採用編成での召喚石選択例です。赤線で囲んだ部分のスペースは自由枠となります。選択枠としてアラナンを採用する場合とアニラを採用する場合とで必要となる召喚石の内容は若干異なります。

① 共通の必須枠 (1枠)

・ミカエル(3凸のみ)

召喚効果の無属性約100万ダメージと秘器レイオマノを併用することによって無属性試練を解除するために用います。主人公のアビダメ上限LBを全く振っていない状態だと合計ダメージが200万に若干届かないので注意。このダメージは武器スキルでは伸びません。

3凸ミカエルがない場合には黒麒麟を編成してレイオマノ→黒麒麟召喚→レイオマノという手順で無属性試練を解除する必要があります。ミカエルはイヴリース区間で秘器スロウが外れた場合の予備スロウとしての役割も期待されているので、ミカエルなしの場合にはこの区間での運要素が増します。

ミカエルを積んでいく場合、試練開始までは基本的に使用せず秘器スロウ失敗時の保険として温存しておくことになります。試練開始後はまず無属性試練の解除に使用し、それ以降は単純なスロウ石ディスペル石として気軽に使用できます。

・黒麒麟(ミカエルがない場合に必須)

ミカエルのところで書いたとおり。無属性試練のために黒麒麟を使用する際には、これと並行してジーク1アビやアテナ23アビなどを2回続けて使用することによって、これらのデバフの命中期待値を上げて弱体個数に勘定しやすくするという戦略をとることもできます。

そのため、3凸ミカエルを積んでいる場合であっても、デバフ石と同じような役割で黒麒麟を積んでいくというのは1つの選択肢だと思います。この場合には黒麒麟使用のタイミングで無属性試練を解除できるので、無属性試練ではミカエルを使用する必要がなくなります。

無属性試練や弱体試練のために編成される黒麒麟は使用タイミングが固定されているので緊急用として用いることはできません。これらの試練は解除必須なので緊急用として積み込みたい場合には自由枠としてもう1枚別で用意することになります。

② アラナンを採用する場合 

弱体試練を解除するためのデバフ石が必要になります。

ここで弱体個数について確認してみましょう。まず、累積攻防ダウン(2個)とシヴァ1アビの悪滅の炎(3個)フラウ2アビの悪夢への誘い+紅い悪夢(2個)は命中が安定しているので弱体個数として信頼することができます。また、ジーク1アビの累積火防御ダウンは1アビが奥義使用時にも発動するので1回外しても再付与の機会が多いということで一応勘定に入れてもいいと思います。他方で、アテナ2アビの灼熱は度重なる2アビの自動発動により耐性が上がってしまうためミスの可能性が高く、3アビの暗闇とDT率ダウンは基礎命中率が低いうえに再付与にはリキャストを待つ必要があるので、黒麒麟による連続使用なしでこれらを弱体個数として期待するのはかなりの運ゲーとなってしまいます。以上のような検討から、麒麟を使用しない場合には2個以上のデバフを召喚石によって補う必要があります。弱体試練対策として黒麒麟を用いる場合には各アビリティの連続使用によって一応アテナ2アビ3アビから2個以上のデバフが命中するという前提で編成を組むことになります。

デバフ石の候補としては、筆者が使用したハルマルの他にも雷霆公、トール、カツオ、セレストマグナ、水着フレイなど色々なものがありますので、被りとRESISTにだけ気をつけながら各自の手持ちに合わせて適宜選択してもらえればと思います。

③ アニラを採用する場合 

試練開始後のフィークスによって付与されるアンデッドに対処するためのクリア石かマウント石を積んでいくことが望ましいです。

フラウ3アビのクリアによってこれに対処するという手もないことはないですが、数少ない回復ソースである3アビの使用タイミングに制約がかかってしまうことや、回復→クリアという発動順により3アビを使用するとアンデッドのダメージを受けてしまうこなどから、フラウの3アビによる対処はリスクが高めになります。またアニラ3アビの弱体耐性アップ(50%)で対処するのも分の悪い賭けとなるのでおすすめしません。

筆者はハングドマンを使用しました。アポロンや水着アテナなどのマウント石であればイヴリースやオービタルブラックを受ける際にも活用できます。他方で、ハングドマンなどのクリア石であればアンデッドが付いた後に対処すればいいので羽のCT技がマルスなのかフィークスなのかをあまり意識しておく必要がないという気楽さがあります。水着サテュロスを持っているならそれもアリだと思います。

※ ジーク3アビでアンデッドを受ける設計のときに、うっかり無対策でフィークスを受けてしまうミスを何度もやりました。筆者としては後出しで対処できるクリア石の方が好みです。

④ 自由枠 

グランデ、黒麒麟、デビル、スルト、プロメテなど適宜。

パラロスについては堅守を複数本積んでいればアテナ1アビだけでも問題なく受けられるのでプロメテなどの風カット石は必ずしも必須ではありません。各自の運用において必要あるいは有用だと感じたら使うという程度で大丈夫です。

ちなみにサテュロスについては、累積攻防デバフはガロットで、累積防御バフは秘器モラールショットで用意できるので必ずしも優先度が高いわけではありません。積んでも積まなくてもどちらでもいいかなという感じです。

(4)秘器

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筆者がクリア時に使用していた秘器構成です。火力面を伸ばしたい時にはモラールショットの枠にアサシンブレードを採用することもあります。

① 必須枠(6枠)

・白煙弾+

ポースポロス、アキシオンアポカリプス、本体25%以降のオービタルブラック、中盤以降で通常攻撃が怖いときなどに使用。

・スロウパウダー

試練開始前のOD区間でイヴリースを受けないために連打する。命中はお祈りになるので保険にミカエルなどを温存しておく。羽討伐ルートではイヴリース以外のCT技を遅延するメリットはあまり大きくないので他の区間での使用頻度は少なめ。

・ルーンナイフ

説明不要なので省略。

・ツイルコート

本体10%と3%のパラロスを受けるために使用。これだけだと使用可能枠がもったいないのでオービタルブラックを受けるときなどにも使用していました。

・レイオマノ

無属性試練用。ミカエル(3凸)とセットで使用するか、黒麒麟を使ってレイオマノを2回使用することによって解除する。解除する時には福音の黒翼に注意。秘器の手が空いたときにはダメージソースとして雑に投げつけるのもアリです。

・リフレイン

オバチェ試練用。試練解除用としては1回使えばいいので残りは火力を底上げするために雑に使用するのもアリです。アリなんですが、本当に雑に使っていると再演込みで1戦あたり10個近く消費することになるので素材を気にする方は注意。筆者は途中から無駄打ちするのを控えるようになりました…。

② 選択枠(2枠)

・キリングダガーOD

討伐時間を間に合わせるための火力目的。純粋に火力を底上げするためだけに用いるので必須とまでは言えないが恩恵が大きいのでできるだけ採用したい。使用するときには執行レベルをある程度上げておくと効果的な気がします。序盤から積極的に使用し、再演で使用可能枠を復活させてとにかく何度も使用する。ルシ本体がODになっていれば羽についてもOD中と判定されるので羽削りにも使えます

・モラールショット

執行レベルを上げたりガロットの累積デバフを発動させたりするために「何でもいいからとにかく秘器を使う用」の枠として非常に便利です。耐久面に不安がある場合にはモラールの防御バフによってある程度の補強をすることもできます。

・アサシンブレード

討伐時間を間に合わせるための火力目的。性能自体は非常に優秀だけどモラールが抜けるのは結構不便だったりもします。討伐速度を上げたいときの検討候補。

3 立ち回り

(1)全体を通して

細かい動きは動画で確認してください。

火の羽討伐ルートでは羽削りと本体削りにほぼ同じくらいの時間がかかります。本体ルートに比べて討伐時間はどうしても長くなりますが、慣れてくればこんな編成こんな編成でも時間内に討伐できたりします。討伐時間に苦戦している時には改めて立ち回り(特に試練開始くらいまでの序盤部分)を見直して動きかたを整理してみるといいかもしれません。 

羽生存時のデフォルトのターゲットは本体に設定されています。そのため攻撃ボタンを押してリロードした後は改めて本体を指定しなくてもルーンナイフやスロウパウダーの対象は本体となります。同じターンに何度もターゲット変更を繰り返すのはタイムロスになるので本体に使用したいアビリティを先に使用するなどスムーズなアビポチを心がけましょう。

悪夢の再演はできるだけリキャスト毎に使用します。秘器使用の手が空いたときにはレイオマノやリフレインなどを使ってターンあたりのダメージを稼ぐのもアリだと思います。

(2)ポーションの目安

・キュアポーション

フラウ軸では終盤のためにキュアポを温存しておく必要は特にありません。序盤から終盤までいつでも必要と感じた時に使用してください。

召喚石でジャスティスを採用している場合には、キュアポと併用するとフロント全体を緩やかに回復することができるので背水維持がしやすいです。

 ・オールポーション

使用タイミングの指定は特にありませんが、本体10%以降では通常攻撃や無属性ダメージの威力が非常に高いため「堅守がいくら効いていてもHPをある程度高めにしておかないと耐えきれない」ということが少なくないので、この区間のためにできるだけ1本は残しておいた方が安心だと思います。

※ 堅守効果量と残りHP量から計算される「受けられる最大ダメージ」は堅守の本数や内容にもよりますがざっくりHP80%くらいからHP60%くらいまでの範囲で最も大きくなります。自分の編成で堅守の効果がどのように推移していくかを把握しておくことは非常に重要なので余裕があれば堅守計算もしておきましょう。

筆者の例としては、オルポは終盤まで2本とも残っていること少なくないですが、途中で使用する時には試練開始から羽討伐くらいまでの区間が多いように思います。オルポを使用するとフロント全体のHP割合が一気に高くなって背水が効かなくなるので、耐久面と背水維持を天秤にかけながら使用タイミングを判断することになります。

(3)羽討伐区間・前半(試練開始前)

・開幕からOD突入まで(羽100%〜羽85%付近)

シヴァについては、開幕に悪滅の炎(1アビ)を本体に付与したら仕事終了なのでディヴォーションを使って最初のポースポロスで落とします。アラナンを採用する場合にはサブから出てきたアラナンを次のディヴォーションで落とします。

ポースポロスは白煙弾で受けます。CT技のポースポロスを白煙弾で受ければダメージを受けないですが、通常攻撃ではそれなりにダメージを受けることになるので、この区間でスロウやグラビを使用すると被ダメ量が増えます。白煙弾の使用可能枠は再演で十分に回復できるので遠慮なく白煙弾で受けましょう。

ポースポロスを受けるつもりで攻撃してODを踏んでしまうとイヴリースが飛んできて討伐失敗の危険がかなり高くなります。ODになるか際どい時にはスロウを使用してCT技を回避することによって安全にここを通過しましょう。

・OD突入後(羽85%付近〜羽51%)

基本的にはスロウパウダーやアテナ・アニラのスロウを連打してイヴリースを受けないように立ち回ります。この区間はどうしてもお祈りになってしまうので、スロウの当たりが悪い時はある程度割り切ってしまう必要があります。それでも火属性の本体ルートに比べればスロウガチャ要素はかなり少ないはずです。ミカエルはスロウパウダーが外れたときの保険として温存しておきましょう

パラロスを受けることによってスロウのお祈り回数を減らすことも重要です。パラロスは堅守があればアテナ1アビだけでも問題なく受けられますが、アナラン採用パターンでは序盤からジークがフロントにいるので風70%カットを併用することもできます。両者の風カットは同枠なので風変転の2ターン目にジークを合わせると効率がいいです。ちなみにアテナ1アビは再使用可能になってから1ターン待って使用すると毎回ジーク3アビのリキャストとちょうど足並みが揃います。アニラ採用パターンでアテナ1アビだけでは痛いと感じた時にはプロメテなどの召喚石を併用しましょう。

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イヴリースはジーク3アビなどでデバフを防げる時にだけ受けることができます。イヴリースはツイルコートか風変転+風カットで受けます。ちなみにアニラの弱体耐性アップではデバフを完全に防げないので緊急時以外にはこれで受けることはできません。

パラロス受けやキャラスロウなどで秘器使用の手が空いたときには、小まめにキリングダガーを使用して削りを加速することでこの区間の滞在ターン数をできるだけ減らします。

 (注意事項)

この区間では、アテナのアビダメ自動発動によって本体が95%まで削れてポースポロスを発動させてしまうことがよくありますチェインバーストダメージでうっかり踏んでしまう事故もあり得るので、怪しくなったら自分から踏みに行ってしまうと安全です。 

(4)羽討伐区間・後半(試練開始後)

CT技のアキシオンアポカリプスは白煙弾で受けます。白煙弾を使えばそこまで怖い攻撃ではないのでパラロス調整以外でスロウによる遅延をする必要はありません。

フィークスで付与されるアンデッドには注意が必要です。ハングドマンなどクリア石であれば後から対処すれば十分ですが、これをジーク3アビや召喚石マウントで受ける予定の場合には事前対処となるので羽CT技の状況に意識を割いておく必要があります。

パラロス受けについては試練開始前と同様です。風変転の2ターン目以降にジークの風カットで受けようとすると試練Ⅺの強化効果消去によって風変転が消されてしまう場合があるので注意が必要です。試練Ⅺが残っているとアニラバフやモラールなどのバフも消されてしまうのでOD後にはできるだけ早めにパラロスを受けて解除しておきましょう。

 (その他の試練解除のタイミング)

弱体試練無属性試練はできるだけ早めに解除しましょう。無属性試練を解除するときには福音の黒翼のダメージ制限に注意。オバチェ試練については特に急ぎではありませんが、ツイルコートが使用できなくなるので一応早めに解除しておいた方が無難です。

30回攻撃については羽討伐直後のタイミングで解除を狙います。試練Ⅸがいつまでも残っていると敵のHP回復によって討伐が長引いてしまうため、羽討伐後はできるだけ速やかな解除が望ましいです。黒麒麟を使用しない場合には、ダメアビを全て使ったうえで奥義オフで攻撃することにより解除を狙います。

(5)本体討伐区間・前半(羽討伐〜本体25%)

この区間はあまり神経を使いません。フロントが落ちないようにHPにだけ気をつけながらCT技を処理していけば割と単調に進行することができます。この区間での通過速度を上げることによって討伐時間の短縮を狙いましょう。

ポースポロスは白煙弾で受けます。試練開始前と同様にポースポロスを遅延しても被ダメージ量が増えるだけなので遠慮なく白煙弾で受けましょう。

オービタルブラックは枠が余りがちなツイルコートで受けます。アテナやジークの風カットを使えるタイミングならそちらでも。ハレーションが付くとHP管理が難しくなってキャラ落ちの原因になるので、できるだけジークやアニラの弱体耐性アップが付いている状態で受けたいところ。ハレーションが付いてしまった時には「奥義オフ」にしたときのキャラSDの状態で瀕死を判断することができます。

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この区間では秘器使用の手が空くことが多いので、キリングダガーやレイオマノなどの秘器をどんどん使ってダメージを稼きましょう。

(6)本体討伐区間・後半(本体25%以降)

・本体25%〜本体11%

ここからは敵の攻撃力が上がるので注意が必要です。

アニラを採用している場合にはここで1アビのデバフを入れてからディヴォーションで落とすのが一般的です。アニラが耐えてしまって1回では落ちない場合もあるのでできるだけ余裕を持って落としましょう。

ポースポロス、オービタルブラック、それから20%と15%で発動するアキシオンアポカリプスはいずれもツイルコートではなく白煙弾で受けます。攻撃力上昇により特殊技や特殊行動の威力も上昇しているためできるだけ被弾は避けておくのが安全です。15%手前くらいからODになるのでオービタルブラックには欠かさずジーク3を合わせましょう。

通常攻撃については、本体11%までは堅守があればまだ素受けもできますが、ここでの余計な消耗は控えたいのでアテナ1アビ(+ジーク2アビ)やツイルコート・白煙弾などを使用する余裕のある時にはできるだけ素受けを避けるのが無難です。とはいえ赫刃レベルの状況次第では通常攻撃を素受けしたうえでルーンナイフを投げるという選択もあり得ます。

フラウ軸ではディスペルの枚数に余裕があるのでこの区間でも赫刃レベルの管理にはそこまで苦労することはないと思います。ここでCT技を受けても赫刃レベルは1つずつしか上がらないのであまりスロウを意識せず気楽に受けて大丈夫です。

アテナ1アビやジーク2アビは10%のパラロスを受けるためにも使用するのでリキャストには注意が必要です。羽討伐ルートでは「羽を攻撃してターンを回す」こともできないので本体15%手前くらいから使用を控えておくのが安全です。またツイルコートは10%と3%のパラロス受けや終盤の通常攻撃受けにも使用するので、再演による回復予定も含めて4枚くらいは残しておきましょう

・本体10%以降

本体10%からは敵の攻撃力がきわめて高くなっており、試練Ⅻの無属性ダメージも1発あたり5000付近まで上昇します。フラウ軸ではこの区間が一番の難所です。

10%と3%のパラロスはアテナ1アビ+ジーク2アビ+ツイルコートで受けます。ここでのHPの踏み損ないはよくある失敗例です。タイミングを気にせず使用できるダメアビもあまり多くないのでゲージを貯めておいて奥義で踏み越えた方が安心です。

※ アテナの風40%カットとジークの風70%カットだけで100%カットになるからツイルコートは不要ではないか?というのは結構よくある勘違いです。両者は同枠共存不可なのでジークの70%だけが残ります。

CT技のオービタルブラックは白煙弾で受けます。敵の攻撃力がいくら上昇していても幻影で避けてしまえばダメージは受けないので気楽に受けることができます。この区間は通常攻撃が危険なのでCT技はいわば安全地帯のようなものです。CTが貯まっている時にスロウを使って通常攻撃に切り替えるのは最大級の悪手です。本体ルートのようにCTパラロスを警戒する必要もないのでスロウは控えましょう。

通常攻撃はツイルコートで受けます。CT技を受ける際に使用した白煙弾の幻影がまだ残っているのでこれも活用できます。敵の通常攻撃は1回あたり被弾6発の多段性で本体10%以降はこれがほぼ確定TAで飛んでくるので被弾数が非常に多くなります。アンスリア軸ではこれを完全回避とディヴォーションで安全に受けることができますが、フラウ軸ではこれを正面から受けるしかないので被弾が偏るとそのキャラが落ちてしまいます。編成の火力にもよりますが通常攻撃はこの区間で1回から2回ほど受ける必要があります。

通常攻撃後の生存率についてはやはり編成ごとの耐久力による差が出ます。筆者がこれまでに試してきた中では、堅守3本(中中大)のアラナン採用編成ではここでキャラ落ちすることは滅多にありませんでしたが、アニラ採用編成では同様の条件でも耐えきれずにキャラが落ちていることが少なからずありました。どちらの編成でも堅守の本数が減ればそれだけ被ダメの分散が必要となり生存率は相応に下がっていきます。

この区間での脆さはフラウ軸の弱点と言ってもいい部分なので、堅守の不足などであまりにも苦戦するようであれば堅守依存度の低いアンスリア軸の検討をおすすめします。

 (参考)

堅守の効果は(効果上限に達しない限り)HP割合が下がるほど大きくなりますが、これとHP実数を踏まえて計算される「耐えられる最大ダメージ量」は(堅守武器の本数や内容にもよりますが)概ねHP80%から60%くらいまでの範囲で最大値をとります。そのため通常攻撃を受ける際には「ある程度」高めのHPに調整しておいた方が生存率が上がります。こちらの方のツイートが視覚的に分かりやすいのでここで引用させていただきます。自分の編成での具体的な数値が気になる方は各自で堅守計算をしてみてください。

 

通常攻撃を耐えて3%のパラロスを抜ければあとは時間内に倒し切るだけです。

お疲れ様でした。

4 おわり

今回も文章量が多めになってしまいました。

フラウ軸は堅守を十分に積んでこそ強みが活きるというのが筆者の考えです。記事内の端々でアンスリア軸について言及していますが、アンスリアは単なるフラウの代用ではなくフラウ軸とは異なる強みを持った対等の別軸だと考えています。それぞれの軸にはそれぞれの長所短所そして魅力があるので余裕があったら是非どちらも試してみてください。

疑問点があればTwitterで聞いてください。リプでもDMでも。

@currybread_gbf

次回記事についてはまだ未定です。

火ルシソロ解説 アンスリア軸とネモネ軸

この記事は火ルシソロにおけるアンスリア軸とネモネ軸を解説するものです。

もともとは「火ルシソロ・アンスリア軸のススメ」というタイトルでアンスリア軸という新軸の布教と解説を内容とする記事でしたが、アンスリア軸の編成や立ち回りはその後に登場したネモネ軸とも共通点が多いことから、アテナ最終時の記事更新に合わせてネモネ軸についての解説も全面的に内容に組み込みました。(2021年6月下旬)

アンスリア軸やネモネ軸をめぐる環境については、アテナの最終上限解放によって編成方針に大きな変更が生じてきました。この記事では2021年6月下旬時点における私のアンスリア軸やネモネ軸に関する考え方が全て反映されています。

この記事における解説はいずれも「羽討伐ルート」を前提としています。現状の火ルシソロに関してはタイムアタックなどを目的とせず純粋な討伐成功を目的とするのであれば本体ルートよりも羽討伐ルートの方が適していると考えています。

 

1 録画

(1)説明

各ツイート内に録画へのリンクを貼り付けてあります。 

アテナ最終が実装される以前のルシソロ編成では10%と3%のパラロスを受けるためにジークフリートや煉獄さんなど(ジーク等と略します)に1枠を割く必要がありましたが、現在ではアテナ4アビの無敵でこれを受けることができるようになりました。

そのため筆者が現在採用している編成では、ジーク等を採用せず「10%パラロスをアテナの無敵で受けて3%パラロスは(アテナ4アビのリキャストが間に合わないため)4%から奥義とアビダメで飛ばす想定のものが多くなっています。討伐全体を考えるとジーク等よりもアニラなどの有用なキャラを優先して採用したいという事情があるためです。

従来型のジーク等を採用したパターンの編成で挑戦する場合には、基本的にアテナ最終が実装される以前の録画が参考になるかと思いますのでそちらを参照してください。

 

(2)マグナ編成

ジーク等を採用しない編成

被ダメージ参考用 リロードなし版

 

ジーク等を採用する編成(従来型) 

・従来型マグナ編成・ネモネ軸 アニラ採用あり(蘇生石活用型)

・従来型マグナ編成・アンスリア軸 アニラ採用あり(蘇生石活用型)

・従来型マグナ編成・アンスリア軸 アニラ採用なし

・従来型マグナ編成・アンスリア軸 アニラ採用なし(リロードなし)

 

(3)アグニス編成

堅守なしのアグニス編成については、基本的にマグナ編成の立ち回りがそのまま当てはまるのでそちらを参考にしてください。

ジーク等を採用しない編成

現状だとこれしかありませんが近日中に録画を作成予定です。

 

ジーク等を採用する編成(従来型)

・従来型アグニス編成・堅守ありネモネ軸(ネモネ1アビあり)アニラ採用

・従来型アグニス編成・堅守ありネモネ軸(ネモネ1アビありアラナン採用

・従来型アグニス編成・堅守ありネモネ軸(ネモネ1アビなし)アラナン採用

・従来型アグニス編成・堅守ありアンスリア軸 アニラ採用

・従来型アグニス編成・堅守ありアンスリア軸 アラナン採用

・従来型アグニス編成・堅守なしアンスリア軸 

 

2 編成

(1)主人公アビリティ

ディヴォーション、悪夢の再演、ディスペルのいずれも必須なのでこれで固定です。アグニス編成などで火力が高めの場合、秘器の使用回数次第では悪夢の再演がなくても完走できるかもしれませんが、基本的に白煙弾+とツイルコートの必要数が非常に多くなるので下手に再演を外すとこれらが足りなくなってしまう可能性があります。

グラビティについては基本的に不要です。羽討伐ルートではフィークスによる「福音の黒翼」の付与を避けるためにパラロス調整する必要がなく、CT技による赫刃レベルの上昇も比較的緩やかであるためグラビティの必要性はそこまで大きくありません。羽討伐ルートではポースポロスやオービタルブラックなどCT技の内容が軽めの区間も多いため、グラビティによる遅延はかえって通常攻撃による被ダメージの増加を招くおそれもあります。イブリース以外のCT技は秘器で受ければ被ダメージは軽微であるため、トーメンターによる討伐では通常攻撃の方がむしろ厄介だということに留意が必要です

どうしてもグラビティを積みたいという場合(たとえばイブリース区間でスロウ連打する際の保険として欲しいなど)には、アビリティではなく秘器ウェルフォールでグラビティを積むのがオススメです。もっとも火属性のバフデバフ環境では「グラビを積んだところで火属性だとどうせグラビの命中が不安定になる」ということには注意してください。

 

(2)キャラクター

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☆キャラクター配置順

ネモネ軸の場合には、1アビの使用により被ダメージがほとんどないネモネにアラナン正位置効果を付与しても非効率であるためネモネをアラナンよりも後に配置する。

アンスリア軸の場合には、アンスリアに被弾が集中して凹みやすいためアンスリアをフロントに配置してアラナン正位置効果を受けられるようにする。

アテナについてはバトル中にアンスリアやネモネよりも後になるように配置する。試練開始後のバフ消去区間でアンスリアの回避敵対心バフやネモネの奥義バフが消去されるのをある程度防ぐためにアテナの奥義効果で蓋をする。

※ アニラサポアビ1の「弱体効果を受けている時防御アップ」については、アニラ自体が弱体効果を受けていることを条件とするものではなく弱体効果を受けている火属性キャラが個別に防御アップを受けるものなので、アラナン3アビを使用する場合もアニラをアラナンより前に配置する必要はありません。

 

・ネモネ(アンスリアとの選択枠)

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【採用目的】

2アビの毎ターン自動発動による削りと回復

奥義効果による攻防両面での味方支援(攻刃50% 防御50% DA50% TA20%)

堅守の有無に関係なく所持しているならネモネ採用がおすすめ

【運用上の留意点】

1アビについては、私は基本的に「使用する」のが妥当だと考えています。

1アビを使用した場合には、本来ネモネが受けるはずの通常攻撃、多段性の特殊技、試練12の無属性ダメージなどを主人公が全て肩代わりすることになるので、主人公のHP管理には注意が必要です。主人公のHPにはある程度余裕を持たせておきましょう。

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1アビを使用するとネモネのHPがほとんど減らないため、召喚石ジャスティを活用して偏りを調整するのがきわめて有効です。ネモネのHPをこまめに他キャラに分配することでネモネに背水を効かせつつ、他キャラの回復ソースとすることができます。ジャスティスはネモネ軸とアンスリア軸のどちらでも必須枠となります。

1アビを使用した状態のネモネにディヴォーション等を使用すると「ネモネに集中した敵対心を主人公が肩代わりする」という形で主人公に敵対心が集中します。下位白煙弾を使用すると主人公単体に幻影4枚が付与されるため、ネモネに対するディヴォーションと下位白煙弾を併用することでアキシオンアポカリプス(3発)やオービタルブラック(3発)を安全に受けるという小技ができます。他方で、ネモネ1アビを使用する場合にはディヴォーションと3アビの完全回避を組み合わせて使うことはできないので注意が必要です

3アビの完全回避(2回)は「そのターン中のすべての攻撃を回避する」という効果が「2回」発動するということを意味するので、3アビを使用すると実質的に2ターン分の全ての攻撃を回避することになります。そのため、終盤に3%手前からの飛ばしに併せて3アビを使用しておくと3%パラロスとその次のターンの攻撃を全て避けてアビダメを飛ばしてくれます

 

・アンスリア(ネモネとの選択枠)

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【採用目的】

1アビの回避+敵対心バフで敵の攻撃を吸って避けることによる被ダメージ抑制

サイレントタップによる高頻度の回復と防御バフ(累積最大50%)

【運用上の留意点】

1アビの回避+敵対心バフを常時維持することによって、サイレントタップの回避と累積防御バフを高頻度で発動させつつ、敵の攻撃をアンスリアに吸って避けてもらうことがアンスリア軸の基本的な立ち回りとなります。1アビは奥義効果によっても発動するため、1アビ、3アビそして奥義の使用タイミングを工夫してできるだけバフが途切れるのを防ぎます。

2アビは基本的にサイレントタップに固定ですが、被ダメが緩やかな区間ではHPに余裕がある時にエキサイトタップに切り替えることで、別枠バフで火力を補強したり、回復を切って背水調整をしたりすることも有効です。(具体的には羽討伐から本体25%までの区間

試練開始前は全体攻撃をアンスリアだけが避けるのでアンスリアのHPが高めになり、試練開始後は通常攻撃と試練12の無属性ダメージがアンスリアに集中してしまうのでアンスリアのHPが凹みやすくなります。これらを調整するためにアンスリア軸では召喚石ジャスティの採用がほぼ必須となります。

1アビの回避+敵対心バフは「消去可能」なので注意が必要です。試練開始後には試練11の効果による消去の対象になりますし、ポースポロスがアンスリアに着弾すれば同じようにバフは消去されてしまいます。バフが剥がれているタイミングにはフロント全体の耐久力が低下してしまうので、試練Ⅺであれば他のバフで蓋をする、ポースであれば他のキャラに着弾するように調整するなどの工夫が必要になります。また、バフが剥がれている時にはアンスリアの回避率は他のキャラとほぼ変わらないのでこのタイミングでアンスリアに攻撃が集中するのは大変危険です。その意味でアンスリアの敵対心LBは外しておくのが無難だと思います。

 

・アテナ

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【採用目的】

4アビの無敵による10%とCTパラロス受け

2アビの自動発動による削りと累積防御ダウン

その他多くの役割をこなせる実質的な必須枠

【運用上の留意点】

新たに習得した4アビでパラロスを受けられるようになったので、1アビは便利なカット手段として通常攻撃を受ける際などに気軽に使用できるようになりました。

アニラを採用する場合には基本的に問題になりませんが、2アビの灼熱や3アビのDA率ダウンなどは命中が不安定なのでこれらを弱体個数として想定するのはお勧めしません。どうしても弱体個数としてカウントする場合には黒麒麟を使って2度当てるなどのケアが必要。

敵対心LBは外しておくのが安全です。

 

・アニラ

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【採用目的】

1アビによる弱体試練の解除

3アビの消去不可バフによる味方の火力支援(攻刃50%など)

4アビのHP回復(2015)+弱体回復、奥義効果のバリア(2000)、サポアビの防御力アップなどによる味方の大幅な耐久力支援

【運用上の留意点】

従来はアラナンとの選択枠になることが多かったですが、アテナ最終によりジークや煉獄さんなどの採用が必須ではなくなったため、どのような構成でも無理なくアニラを採用できるようになりました。多くの役割をこなせるアニラの恩恵は非常に大きく、とりわけマグナ編成ではアニラを編成しているかどうかで討伐難易度が大きく変わります

個人的な意見としてはマグナ編成においてもアグニス編成においても、タイムアタックなどの特殊な場合ではなく純粋に討伐成功を目的とするのであれば、アニラは基本的に採用するのが妥当だと考えています。

アニラ3アビの弱体耐性アップについては効果量が50%しかないため、厄介なデバフを完全に防ぐことはできません。これのみを当てにしてイヴリースのデバフやフィークスアンデッドを受けるのは危険なので必ず別途の対策が必要となります。

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・アラナン

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【採用目的】

正位置効果の防御力50%アップと吸収付与(800回復)による味方の耐久支援

3アビの「穢れ無き陽光」による削りの加速

逆位置効果による回復性能アップと弱体回復(蘇生石採用時)

【運用上の留意点】

堅守武器を十分に用意している編成での採用は任意ですが、堅守が少なめの編成で挑戦する場合には耐久面を補強するためにアラナンの採用が必須となります。大まかな目安としては堅守武器が概ね1本以下の編成ではアラナンを採用しておくのが安全です

アグニス編成で装備が充実している場合にはアラナンの採用が逆効果になる場合もあります。堅守武器を多めに採用しているとアラナンがポースポロスを耐えてしまったり、クビラ槍2本採用などで編成の火力が高めだとディヴォーションのリキャストが上がる前に敵がOD状態に突入してしまったりしてアラナンを落とし損ねることがあります。堅守が十分にある編成ではアラナンなしでも問題なく耐久できるので、このような場合には事故防止のためにアラナンを外してしまうのが安全です。

耐久力に余裕がある場合には3アビを活用するのがおすすめです。穢れ無き陽光により味方が受ける持続ダメージ(800)は長期的に蓄積するとかなりの負荷になりますが、敵に対しても本体と羽のそれぞれに毎ターン約50万ずつのダメージを与え続けてくれるため討伐速度は目に見えて上がります。また、穢れ無き陽光は敵味方それぞれに永続の弱体効果を1つ付与する扱いとなるため、敵については試練10の弱体個数として数えることができる、味方についてはアニラサポアビ1の防御アップを発動するトリガーになるといった恩恵もあります。

堅守が少なめの編成では一度落としたアラナンを蘇生石(エウロペや4凸オケアノス)でサブに戻すのも効果的です。アラナン逆位置効果によりフロントの回復性能が20%上昇するため堅守なしの編成でアラナン3アビを使用しても問題なく耐久できるようになります。アラナン逆位置と3アビを併用すると「穢れ無き陽光により味方が受ける持続ダメージに裏アラナンが反応して毎ターン弱体効果を1つ回復してくれる」という状態を作ることもできます

 

・シヴァ

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【採用目的】

1アビによる永続デバフ(3個)の付与

アラナンとの交代で落ちることによるアラナン正位置発動

【運用上の留意点】

アニラを採用する場合にはアニラだけでも弱体個数をある程度稼ぐことができるのでシヴァの採用は必須ではありません。シヴァが仲間にいない場合にはこの枠にムゲンを採用して2アビの味方全体永続バフを使用してから落とすというのもアリかと思います。

私はどちらかと言うと弱体個数よりも攻防ダウン10%を永続で付与できることを目的として採用することが多いです。

2アビの味方全体バフ(攻撃別枠15% ダメージ上限10% 被ダメージ20%軽減)は効果時間が5ターンと長く内容も優秀なので落とす前に忘れずに使用しましょう。 

 

☆従来型のキャラ構成

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何らかの理由でジークや煉獄さんなどアテナ以外の(すなわち従来型の)パラロス受けキャラを使用する場合には、①アニラとの交換で採用して序盤からフロントで使うか、②アラナンとの交換で採用して終盤にフロントに出すかのいずれかとなります。

いずれもアテナ最終が実装される以前に広く使われていた編成です。現在では10%パラロスをアテナ4アビで受けて3%パラロスは手前から奥義等で削り切るという戦略がマグナ編成の火力でも無理なく採用できるため、こちらの構成はあまりお勧めしていません。

前者のアニラと交換で採用する編成については、イブリース区間でのスロウ連打を避けるためにジーク3アビをどうしても活用したい場合そもそもアニラを所持していない場合などに選択されることが一応考えられますが、後者のアラナンとの交換で採用する編成については明確な強みや選択理由があまりないように思います。また、前者の場合でも煉獄さんについては結局イブリース区間がスロウ連打になってしまうことに変わりがないないため基本的に採用するメリットは薄いように思います。

 

※ 補足

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アラナンの教皇の正位置、ジーク3アビ、グランデの召喚効果にある「通常攻撃の与ダメージの一部を自身のHPに吸収する状態」はそれぞれを併用しても共存不可なので、これらを回復ソースとする場合には注意が必要です。

 

(3)武器 

・アグニス編成

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左側:筆者が普段使っている編成(終末背水アビ上限)

右側:アグニス編成の最低ラインのようなもの(終末進境アビ上限)

武器編成についてはそれぞれの手持ちで適宜強そうな編成を組んでもらえたらと思います。

アグニス編成でやるならケラクや絶拳(あるいはクリフィン)は必須ですか?といった内容の質問が筆者のところによく来ますが、マグナ編成でも時間内に無理なくクリアできているので特定の課金武器が必須になるということはありません。

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あくまで個人的な評価になりますが武器の優先度について表にまとめました。アグニス編成とマグナ編成のどちらでやった方がいいですか?という内容の質問もたまに来ますが、マグナ編成もそこまで強いわけではないので堅守武器、ケラク、クビラ槍をどれか1本以上用意できるなら普段アグニス編成の人はアグニス編成でいいように思います。

堅守なしの編成でも敵の攻撃が緩やかな区間ではHP割合が高めになりやすいため、装備を背水に寄せすぎると火力が思うように出なくなってしまうので注意が必要です。最低でも1本はイクサバを入れておくと火力が安定します。(ネモネ・アンスリア共通)

編成を組むにあたっては技巧武器をどれだけ採用するかも問題となります。羽討伐ルートでは討伐全体のうち約3分の1にあたる区間でクリティカルが発生しないため、技巧スキルの恩恵はそれだけ減殺されます。また火属性では本体討伐区間よりも羽討伐区間の方が苦戦しやすいため基本的には本体よりも羽に対する火力を重視する必要があります。このような事情により技巧武器については「技巧部分を抜きにしても十分に優れている武器」だけを採用することをお勧めします

たとえば、絶拳については技巧部分がなくても連撃面の補強に役立つので編成する価値はある程度あると考えることができます。ただし連撃面についてはアニラやネモネのバフでも十分に補強できるので絶拳の優先度自体は少し落ちます。エッケザックスについても技巧部分以外のスキル構成が背水武器としてそこそこ優秀であるため、無課金で確保できる枠埋め武器として編成する価値は十分に認められます。他方で、悪滅の雷については必殺大だけで考えると火力面がかなり厳しくなってしまうため(最後の奥義〆の火力によほどの不安がない限り)羽討伐ルートでの採用はあまりお勧めはできません。この軸ではメイン武器がガロットで固定となるため悪滅の雷まで編成すると基礎火力がかなり下がってしまうのが痛いところです。

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HPについてはこれくらいあれば十分です。火属性のルシソロ編成では全回復や割合回復の手段が乏しいため、これらの手段を持っている属性に比べると最大HPを盛ること自体の恩恵はそれほど大きくありません。結局のところ、回復量が被ダメージ量に追いついてさえいれば問題なく走り切れるので、火力を犠牲にしてまで守護武器にたくさんの枠を割くのは逆効果だと私は考えています。

たとえば、背水小+守護大のバルムンクについては火ルシソロで採用されることも多いですが筆者はほとんど採用することがありません。筆者が想定しているHP帯では基本的にアテナ剣を入れた方が火力が高くなることが多いところ、火力を犠牲にしてまでバルムンクの守護大を積むくらいなら攻刃大+守護中のアテナを積んだ方が有益だと考えるからです。

火ルシソロの編成に対する考え方は、本体ルートか羽ルートか、あるいはどのようなキャラ構成でやるかなどによっても見方が変わってくると思います。ルシソロに挑戦する際には様々な資料に触れると思いますが、同じ火ルシソロといってもアプローチが異なれば編成を組む際の方向性も変わってくるため「前提の異なる考え方」を参考にする際は注意が必要です。

 

・マグナ編成

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左側:ネモネ軸で使用していた編成(終末背水アビ上限)

右側:アンスリア軸で使用していた編成(終末背水アビ上限)

バハ武器については、アニラ3アビ(攻刃50%)やネモネ奥義効果(攻刃50%)などにより攻刃バフが多めになることを考慮して外しています。ウィルナスフィンガーはマグナ編成だと特に恩恵が大きく、アテナやネモネの多段アビダメとも相性がいいので特にネモネ軸では積極的に採用したい武器です。

ジーク等を採用しない場合にはマグナ編成でも4%から奥義で削り切ることが前提となるので必殺スキルを持つ夏ノ陽炎も採用候補となります。特にアンスリア軸ではネモネ軸よりも最後の押し込みに使えるアビダメの量が少ないため必殺武器で奥義ダメージを上げておく必要性が大きくなります。夏ノ陽炎を採用しても最後の奥義〆で削り切れない場合には終末武器に謳歌のチェイン(英傑)を付けるのも選択肢になります

剣の武器が多いためコスモス剣の採用も検討したくなるところですが、コスモス剣はどの武器と交換で入れても火力が大きく下がってしまいます。火マグナ編成のルシソロではダメージが上限に届くことはあまり多くなく、火力面だけでなくダメージ上限の点でもコスモス剣の恩恵はほとんどないため、コスモス剣は不採用が妥当だと思います。

新レガリア武器のニーラカンタについては、筆者も3本目まで作りましたがルシソロでの採用はあまり恩恵がないと考えています。渾身+守護というスキル構成自体は既存の火マグナ武器と比べるとそれなりに優秀な部類だと思いますが、ルシソロ編成ではオッケとの交換だと想定HP帯での火力が大きく下がってしまい、シミターのと交換だと連撃率が不足してしまうためニーラカンタを入れる枠がありません。残念ですが不採用が妥当だと思います。

火マグナ編成でルシソロに挑戦する場合であっても、一番大きな課題となるのはおそらく耐久面ではなく討伐時間だと思います。そのため編成を組む際にはできるだけ火力面が犠牲にならないように留意しておく必要があります。

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左側の編成でこのようなHPになります。守護武器の本数を増やせばもっとHPを盛れますが火力とのバランスを考えるとこれくらいで十分かなと思います。火のルシソロ編成における最大HPに対する筆者の考え方はアグニス編成のところで書いた通りです。 

 

(4)召喚石

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左側:マグナ編成での編成例(アニラあり)
右側:アグニス編成での編成例(アニラあり)

 

① 必須となる召喚石 

ジャスティス(SRでも可) 

アンスリア軸や1アビを使用したネモネ軸ではフロントメンバーの間でHPに格差ができやすいのでこれを平均化するためにジャスティスを使います。

アンスリア軸では、試練開始前は敵の全体攻撃をアンスリア軸だけが避けるのでアンスリアのHPが高くなりやすく、試練開始後は通常攻撃や試練12の無属性ダメージの被弾がアンスリアに偏るのでアンスリアのHPが低くなりやすくなります。

ネモネ軸では、1アビを使用するとネモネが受ける被弾を主人公が肩代わりするのでネモネのHPがほとんど減らない代わりに主人公のHPが低くなりやすくなります。

これらをポーションではなくジャスティスで対応することによって、ポーションを温存しつつ適度な背水状態を維持することができます。また、シヴァやアラナンを落としてサブからHP満タンのキャラが出てきたタイミングでも同様に平均化を活用することができます。

試練の解除などに直接用いる訳ではないので絶対に必須とまでは言えませんが、ジャスティスなしでの攻略はかなり難易度が上がってしまうと思います。平均化の効果自体はSR版でも同様に得られるのでSR版しかなくても採用推奨。

・ミカエル(3凸のみ)

召喚効果の無属性約100万ダメージと秘器レイオマノを併用することによって無属性試練を解除するために用います。主人公のアビダメ上限LBを全く振っていない状態だと合計ダメージが200万に若干届かないので注意。このダメージは武器スキルでは伸びません。

3凸ミカエルがない場合には黒麒麟を編成してレイオマノ→黒麒麟召喚→レイオマノという手順で無属性試練を解除する必要があります。ミカエルはイヴリース区間で秘器スロウが外れた場合の予備スロウとしての役割も期待されているので、ミカエルなしの場合にはこの区間での運要素が増します。

ミカエルを積んでいく場合、試練開始までは基本的に使用せず秘器スロウ失敗時の保険として温存しておくことになります。試練開始後はまず無属性試練の解除に使用し、それ以降は単純なスロウ石ディスペル石として気軽に使用できます。

・黒麒麟(ミカエルがない場合に必須)

ミカエルのところで書いたとおり。火ルシソロ編成ではアテナ4アビ以外に黒麒麟で再使用可能にする恩恵の大きいアビリティがそこまで多くないため、3凸ミカエルを所持している場合には採用優先度はそこまで高くないように思います。

 

② 優先的に採用したい召喚石

・風属性ダメージカット石(堅守少なめの場合)

アテナ1アビと併用してパラロス受けに使用します。パラロス自体はアテナ4アビの無敵でも受けることができますが、アテナ4アビはイブリース区間でのスロウミス時に使用することも想定されるので複数手段でのパラロス受けができようにしておくと保険が効きます。

最近ではマグナ編成の火力でも序盤を順調に進行してくと8ターン目にパラロスを踏む展開になることが多いですが、アテナ4アビが使用可能になるのは10ターン後からなので8ターン目のパラロスを受けるためにはアテナ1アビを用いる必要があります。堅守なしの編成だとこれを風40%カットだけで受けるのは少々痛いので風カット石を併用できると安全です。ただし風鞄を用いる場合には召喚可能になるのが9ターン目なのでCT調整が必要です。

アテナ1アビに合わせて小まめに使うことで風変転効果中の3ターンを安心して動くことができます。

堅守をある程度採用している場合には、アテナ1アビの風40%カットだけでも問題なくパラロスを受けることができるので風カット石を使用する優先度はやや落ちます。

 

・蘇生石(堅守少なめの場合)

アナランをディヴォーションで落としてフロントの形ができた後にアラナンをサブに蘇生して逆位置効果を発動させるために使用します。

アラナンがサブにいると火属性キャラの回復性能が20%上がるうえに、アラナン3アビなどで持続ダメージを受けるたびに弱体効果を1枚回復してくれるため、フロントの耐久力が大きく上がります。

このような用途で使うことのできる蘇生石としてはエウロペ(無凸でも可)とオケアノス(4凸のみ)があります。オケアノスは再召喚可能である代わりに1体ずつの蘇生となるため1回目の召喚でアラナンを蘇生できなかった場合には2回目の召喚が必要になります。堅守が少なめの場合にはこれらの蘇生石を所持しているなら優先的に採用するのがオススメです

 

③ 自由枠

空いた枠にはウィルナス、グランデ、ハルマル、ベリアル、デビル、ルシフェルスルトなど自分が欲しい召喚石を適宜採用してください。

なお現在ではアニラ4アビに弱体回復が付いたのでフィークスアンデッド対策でクリア石を編成する必要はなくなりましたが、アニラ4アビで対処する場合にはフィークス直前で4アビの温存が必要だったり、4アビがHP回復→弱体回復の順に発動する都合で一時的にアンデッドによるダメージを受けてしまうなどの懸念点もあるため、フィークスアンデッドを安全に受けるためのクリア石の採用も一応候補にはなります。(優先度は高くない)

 

☆ アニラを採用しない場合(従来型など)

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弱体試練を解除するためのデバフ石が必要になります。(2枠または1枠)

アテナについては、2アビの灼熱は度重なる2アビの自動発動によって耐性が上がってしまうためミスの可能性が高く、3アビの暗闇とDA率ダウンはそもそも基礎弱体成功率(暗闇90% DA率ダウン80%)が低いうえに再付与にはリキャストを待つ必要があるので、いずれも弱体個数としては基本的に信用できません。これらを弱体個数として当てにする場合には黒麒麟で2アビ3アビを連続使用するなどのケアが必要になります。

デバフ石の候補としては、ハルマル、デビル、スルト、雷霆公、トール、カツオ、クリスマスサリエル、水着フレイ、セレストマグナなど色々なものがありますので、RESISTにだけ気をつけながら各自の手持ちに合わせて適宜選択してもらえればと思います。

 

(5)秘器

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秘器構成はこれが基本となります。筆者の最近の録画では討伐速度を重視してモラールの枠にアサシンブレードを採用していることがほとんどですが、モラールを採用した方がHP維持や立ち回りは楽になるので最初はモラールを採用するのがお勧めです。

① 必須枠(6枠)

・白煙弾+

ポースポロス、アキシオンアポカリプス、本体25%以降のオービタルブラック、中盤以降で通常攻撃が怖いときなどに使用します。

・スロウパウダー

試練開始前のOD区間でイヴリースを受けないために連打します。命中はお祈りになるので保険にミカエルなどを温存しておきましょう。羽討伐ルートではイヴリース以外のCT技を遅延するメリットはあまり大きくないので他の区間での使用は少なめです。

・ルーンナイフ

説明不要なので省略。

・ツイルコート

通常攻撃が怖い場面(特に終盤)で使用します。白煙弾+に比べると使用可能枠に余裕があるのでオービタルブラックを受ける際にもこちらを使用して白煙弾+を節約します。

・レイオマノ

無属性試練用。ミカエル(3凸)とセットで使用するか、黒麒麟を使ってレイオマノを連続使用することによって解除します。解除する時には福音の黒翼に注意。秘器の手が空いたときにはダメージソースとして雑に投げるのも有効です。

・リフレイン

オバチェ試練用。試練解除用としては1回使えばいいので残りは火力を底上げするために雑に使用するのもアリです。アリなんですが、本当に雑に使っていると再演込みで1戦あたり10個近く消費することになるので素材を気にする方は注意。

 

② 選択枠(2枠)

・キリングダガーOD

討伐時間を間に合わせるための火力目的。純粋に火力を底上げするためだけの採用なので必須とまでは言えないですが、討伐速度に対する恩恵がかなり大きいのでキリングダガーを外してまで採用する価値のある秘器もなかなか無いと思います。使用する時には執行レベルが高めになっていると効果的です。序盤から積極的に使用し、再演で残弾を復活させてとにかく何度も使用することになります。本体がOD状態になっていれば羽についてもOD状態と判定されるので羽削りにも使えます

・モラールショット

執行レベルを上げたりガロットの累積デバフを発動させたりするために「何でもいいからとにかく秘器を使う用」の枠として非常に便利です。累積防御バフはアンスリアの回避時効果でも付くので相対的に恩恵は小さいですが、試練開始後はモラールのバフで蓋をすることによってネモネやアンスリアのバフが試練11に消去されるのを防ぐ役割が重要となります

・アサシンブレード

実質的にモラールとの選択枠となります。主人公の5割追撃によって火力面を底上げしたり30回攻撃のため攻撃回数を足してくれたりと性能面は非常に優秀ですが、アサシンブレードの採用はモラールとの入れ替えになるのでバフ蓋がなくなる不都合はあります。立ち回りの難易度が上がるので基本的には討伐速度に苦戦した時の検討候補かなと思います。

・下位白煙弾(ネモネ軸)

主人公単体に4枚の幻影が付与されます。1アビを使用した状態のネモネにディヴォーションで敵対心を付与すると1アビの効果により主人公にターゲットが集中します。これを利用してアキシオンアポカリプスやオービタルブラックなど3発多段の特殊技を下位白煙弾で事故なく安全に受けることができます。

開幕からODまでのポースポロス受けにも使用できます。

 

3 立ち回り

(1)全体を通して

細かい動きは動画で確認してください。ちなみに火属性の羽討伐ルートでは羽削りと本体削りにほぼ同じくらいの時間がかかります。

フロントのHPが偏ってきたら小まめにジャスティスで調整。ネモネ軸でもアンスリア軸でもほとんどリキャストごとに使用する感じになると思います。

悪夢の再演もできるだけリキャスト毎に使用します。ただし執行レベルが高いときには火力や連撃率が上がるので、キリングダガーを使用する場面ではしばらく再演を使わず執行レベルの高い状態を維持するのも有効です。

【ネモネ軸の個別事情】

キャラクター編成のところで詳しく解説しましたが、現在の環境ではネモネ1アビについてはどのような武器編成でも「使用する」のが妥当だと思います。詳しくはネモネについての解説部分を参照してください。

【アンスリア軸の個別事情】

アンスリア軸の場合にはターンあたりのダメージ量があまり高くないため、使うべき秘器が特にない時にはレイオマノやリフレインなどを使ってダメージを稼ぐのも有効です。

アンスリアの1アビ3アビはリキャストごとに使用するのではなく、完全回避を使いたいとき以外はできるだけバフの切れ目を埋めるように使用することでバフを維持します。

アンスリアの2アビは羽討伐までサイレントタップに固定です。羽討伐後はHPに余裕がある時にエキサイトタップに切り替えることで時間短縮を図ることができますが、本体25%以降は被ダメが痛くなるのでまたサイレントタップに固定となります。

 

(2)ポーションの目安

・キュアポーション

本体25%以降のためにできるだけ温存しておくのがオススメです。本体25%以降は召喚不可によりジャスティスを使えなくなるので、主人公(ネモネ軸)やアンスリア(アンスリア軸)などのHPが凹んできた時には代わりにキュアポを使って調整することになります。

もちろんこの場面でオールポーションを使ってもいいのですが、どちらの軸でも他のフロントキャラのHPはそこまで大きく減らないため回復過剰となってしまう可能性があります。

特にアンスリア軸では、終盤になると試練12の無属性ダメージの威力が上がる(本体10%以降では1発当たり約5000)ことに加えて、アンスリアに対してディヴォーションを使う場面も多くなってくるので、無属性ダメージを集めやすいアンスリアのHPを回復する手段が残っていないと終盤がジリ貧になってアンスリアが途中で落ちてしまいます。

 

・オールポーション

使用タイミングの指定は特にありません。試練開始前の全体攻撃や試練開始後の弱点属性固定攻撃&バフ消去などでフロント全体のHPが危険水域になることがあるので、このような場面には迷わず使ってしまって大丈夫です。

ただし、フロントのHP維持についてはジャスティスによる平均化で十分に対処できることも少なくないので、ポーションを使う時にはまずジャスティスが再使用可能になるまでのターン数を確認したうえで、そのターンまでツイルコートや白煙弾で凌ぐことが難しいかどうかを検討してからポーションを使用するようにしましょう。HPを回復しすぎると背水が効かず討伐時間に苦戦してしまうこともあり得るので使用タイミングには注意が必要です。

 

(3)羽討伐区間・前半(試練開始前)

・開幕からOD突入まで(羽100%〜羽85%)

【特殊技・特殊行動】

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この区間でのスロウやグラビはほとんど意味がありません。CT技のポースポロスを白煙弾で受ければダメージは発生しないですが、通常攻撃を受ける時にはそれなりのダメージを受けるのでCT技を遅延させても被ダメージ量が増えるだけです。白煙弾の使用可能枠は再演で十分に回復できるので遠慮なく白煙弾で受けましょう。

【この区間の進み方】

シヴァについては、開幕に悪滅の炎(1アビ)を本体に付与したら2T目にディヴォーションを使ってポースポロスで落とします。アラナンを採用する場合にはサブから出てきたアラナンを次のディヴォーションで落とします。

ガロットの奥義効果により主人公が奥義を打つたびに自分のアビリティ再使用間隔が1ターン短縮されます。序盤に主人公がリフレインで奥義を2回打つことによってディヴォーションが6T目に再使用可能になるので、1T目か2T目にリフレインを忘れず使いましょう。マグナ編成の火力でも8T目にはODに突入してしまっていることが少なくないため、リフレインなしだとアラナンをスムーズに落とせなくなります。

アラナンを落とすまでの流れについては引用したツイートにまとめてあります。ジャスティスによるHP平均化や林檎単奥義によってアラナンのHPを削っておくことで「アラナンがポースを耐えてしまう」という事故を減らすことができます。(特に堅守ありの場合)

 

・OD突入後(羽85%付近〜羽51%)

【特殊技・特殊行動】

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パラロスについては①アテナ4アビの無敵と②アテナ1アビの風変転+風カットのどちらかを使って受けることになります。②については、堅守武器をある程度採用している編成であればアテナ1アビの40%カットだけでも問題なく受けることができますが、堅守が少なめの編成を使用する場合にはプロメテウスなどの風カット石を併用しておくのが安全です。

序盤を順調に進行していくと8T目にパラロスを受ける流れとなりますが、アテナ4アビが使用可能になるのは11T目からなので初回はアテナ1アビを使います。もっとも風カット石として風カーバンクルを採用する場合には9T目にならないと召喚できないためCT調整が必要です。

この区間ではアテナやネモネのアビダメ自動発動などによって本体95%のポースポロスを発動させてしまうことがよくあります。アラナン3アビを使用している場合には持続ダメージで本体が削れる速度がさらに速くなります。アビダメ自動発動や穢れ無き陽光によるダメージは敵の行動後に発生するため通常攻撃や単奥義であれば96%から動いて95%を踏んでしまう危険はありませんが、複数人による奥義ではチェインバーストのダメージで踏んでしまう可能性があります。踏むか怪しい時には自分から踏みに行ってしまうのが安全です。 

【この区間の進み方】

基本的にはスロウパウダーやアテナ・アニラのスロウを連打してイブリースを受けないように立ち回ります。具体的にはまずスロウパウダーを使用し、スロウパウダーが外れたらアテナやアニラのスロウを使用、これも外れたらアテナ4アビを使ってイブリースを受けるか保険用のミカエルを投げて対処するという流れになります。堅守少なめの編成では無属性試練の解除が遅れると耐久面がかなり厳しくなるので、緊急時には無属性用のミカエルよりもアテナ4アビによる対処を優先してください。スロウパウダー以外のスロウ手段はスロウパウダーが外れた時の保険として機能するので真っ先に使うのは控えましょう。

スロウミスでやむを得ずイブリースを受けるときには非常用としてアテナ4アビを使用するとマウントありの状態で受けることができます。また、アテナ4アビをパラロス受けのために使用した場合についても、イブリースを受けてマウントをすぐに消費するのではなくスロウミスした時の保険としてマウントを温存しておくことで安全性を確保することができます。

アニラ3アビの弱体耐性(50%)については、デバフ対策としては不十分なので緊急時以外にこれだけをアテにしてイブリースに突撃するのはお勧めしません。とはいえ、アニラ3アビもそれなりにはデバフを弾いてくれるので緊急時にはアニラに助けられることもあります。

イブリースによるデバフは非常に厄介ですが、アニラ3アビの弱体耐性や4アビの回復クリアなどもそれなりに機能するため、やむを得ずマウント無しで受けることになったとしても意外と軽めの被害に留まることも少なくありません。裏にアラナンを蘇生している場合には3アビの持続ダメージで逆位置効果が毎ターン発動するため壊滅の危険がさらに下がります。

 

ジークがフロントにいる場合(従来型)

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(4)羽討伐区間・後半(試練開始後)

【特殊技・特殊行動】

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CT技のアキシオンアポカリプスは白煙弾+で受けることができます。同じキャラに3発全てが集中する事故が稀にありますが基本的には安全に受けられます。下位白煙弾を採用している場合にはネモネにディヴォーションを使うことで下位白煙弾でも受けられます。

パラロス受けについてはイブリース区間と同様です。

【この区間の進み方】

パラロス受けにアテナ4アビが使える場合には、アテナ1アビなどは通常攻撃に合わせて気軽に使うことができます。試練開始直後は弱点属性攻撃(試練7)やバフ消去(試練11)などにより被ダメがどうしても痛くなるので、危険地帯を風変転やダメカなどで安全に動ける恩恵は非常に大きいです。アテナ1アビはディスペルガードも嬉しいところです。ただしイブリース区間でアテナ4アビを使ってしまった場合には、リキャストが間に合わなければアテナ1アビなどでパラロスを受けることになるので注意が必要です。(黒麒麟なしの場合)

弱体試練、無属性試練、パラロス試練は味方の被ダメージを増加させたり耐久力を低下させる原因となるのでできるだけ早めに解除しましょう。無属性試練を解除する際には本体に福音の黒翼が付いていないか注意が必要です。

フィークスで付与されるアンデッドにも注意が必要です。アンデッド対策にはアニラ3アビの弱体回復を使用するのでフィークスを受ける直前にはあらかじめアニラ3アビを温存しておく必要があります。なおジークを採用している場合にはジーク3アビの弱体体制でアンデッドを防ぐことになります。いずれの場合においても羽のCT技がマルスなのかフィークスなのかを常に把握しておくことが事故防止のために重要となります

赫刃レベルが上がっている時など敵の通常攻撃が怖い場面では白煙弾+やツイルコートなども積極的に使用していきましょう。赫刃を小まめに下げることはもちろん重要ですが、バフ消去などで耐久力が落ちている場面ではルーンナイフよりも安全確保が優先となります。

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【ネモネ軸の個別事情】

試練開始後はネモネの被ダメージを肩代わりする主人公の負担が大きくなるので、主人公のHPには常に余裕を持たせておく必要があります。

【アンスリア軸の個別事情】

試練開始後は試練11の強化効果消去によってアンスリア1アビの回避+敵対心バフが消されてしまうためフロントの耐久力が落ちやすくなっています。モラールショットや召喚効果(アグニスの逆境など)など他のバフで蓋をしたり、アテナ1アビのディスペルガードを付与することなどによって一定程度はバフ消去から守ることもできますが、それでもやはりアンスリアのバフは途切れがちになってしまうので、バフの有無の注意深く観察しておく必要があります。

堅守が少なめの編成では特に顕著ですが、回避+敵対心バフが剥がれているとフロント全体が非常に脆くなるので、バフが剥がれている時にはできるだけ白煙弾やツイルコートなどを使用して被ダメージを抑えましょう

無属性試練の弱点属性固定が残っている時や赫刃レベルが上がっている時など通常攻撃が怖い場面では完全回避とディヴォーションを併用して安全に受けるのも有効です。試練開始後にはアンスリアは通常攻撃や試練12の無属性ダメージが集中してHPが減りやすくなっているのでアンスリアのHP残量には警戒が必要となります。

 

(5)本体討伐区間・前半(羽討伐〜本体25%)

【特殊技・特殊行動】

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この区間のポースポロスは「現在HPが最も低いキャラ」がターゲットとなるので白煙弾+を使用して受けます。ちなみに全員のHPが同じ時には主人公が攻撃対象となります。

オービタルブラックについては、そこまで痛い攻撃ではないので白煙弾+を使うのではなく使用枠が余りがちなツイルコートで受けるのが適切です。白煙弾は使用頻度が高いのでここでも使っていると使用枠が足りなくなってしまいます。アテナ1アビなどの風カットが使用可能なときにはそちらを使って受けるのも選択肢です。

オービタルブラックで付与されるハレーションについては、HPが危険なキャラを見落としてキャラ落ちさせる原因となるので、できるだけアテナのマウントやアニラの弱体耐性アップで防げるだけ防いでおくのが望ましいです。ハレーションが付いてしまった時には「奥義オフ」にした際のキャラSDの状態で瀕死を判断することができます。

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【この区間の進み方】

この区間ではあまり神経を使いません。敵の攻撃があまり怖くないのでフロントのHP維持にだけ気を付けながらCT技を処理していけば割と単調に進行することができます。

羽を討伐したらすぐに30回攻撃の解除を狙います。試練9がいつまでも残っていると敵のHP回復によって討伐が長引いてしまうため討伐時間で苦戦する原因となります。解除で使用するアビリティについては、羽討伐間際になったら使用を控えて羽討伐後できるだけ速やかに解除に取り掛かれるように準備するのが望ましいです

資料にもあるように攻撃回数を稼ぐ手段に「対象がランダムとなるもの」が多いため、羽討伐前については無理して30回攻撃の解除に当たる必要はありません。

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【ネモネ軸の個別事情】

ネモネ軸については、自動発動だけでも16回の攻撃回数を稼ぐことができるので30回攻撃はアビダメをある程度温存しておくだけで簡単に解除することができます。

【アンスリア軸の個別事情】

アンスリア軸の場合についても、アテナ2アビとアニラ1アビを忘れずに温存しておけば自動発動と通常攻撃を合わせて無理なく30回攻撃を解除することができます。

アンスリアを使用する場合には、アンスリアの敵対心が上がっている影響でアテナが全く攻撃対象とならずアビダメ自動発動が不発となることも少なくありません。そのため30回攻撃を解除するタイミングではアテナにディヴォーションを使用することでアビダメの自動発動を確定させる必要があります。もっとも、通常攻撃をアテナに集中させてしまうのは危険なので、解除はポースポロスを受けるタイミングに合わせて白煙弾+の上からディヴォーションを使用するようにすると安全です

この区間ではアンスリアバフさえ維持できていれば被ダメはそこまで痛くないので、フロント全体のHPに余裕がある時にはアンスリアの2アビをエキサイトタップに切り替えて別枠バフで火力面を補強するのも有効です。エキサイトタップ中は回避時の回復が止まるのでHP割合が高すぎて背水が十分に効いてない時のHP調整にも役立ちます。

 

(6)本体討伐区間・後半(本体25%以降)

・本体25%〜本体11%

【特殊技・特殊行動】

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敵の攻撃の威力が上がるのでポースポロス、オービタルブラック、それから20%と15%で発動するアキシオンアポカリプスのいずれも白煙弾+で受けることになります。ここでも3発が全てが同じキャラに集中してしまう事故がたまにありますが、基本的には白煙弾+で問題なく受けることができます。下位白煙弾を採用している場合にはネモネにディヴォーションを使うことで下位白煙弾でも受けられます。

アンスリア軸では、赫刃レベルが上がっている場合にはこれらを完全回避とディヴォーションの組み合わせで受けてルーンナイフを投げるという方法をとることもできます。

【この区間の進み方】

この区間になると通常攻撃も非常に痛くなるので、できるだけ素受けは避けてアテナ1アビやツイルコートなどを使用しながら受けるのが安全です。アテナ最終により4アビでパラロスを受けることができるため1アビは通常攻撃受けに使うのが基本となります。アテナ1アビで通常攻撃を受けるタイミングはルーンナイフを投げるチャンスとなります。

アンスリア軸やネモネ軸の場合、この区間ではディスペルの枚数に余裕がないため赫刃レベルの管理に苦戦しやすいところですが、アテナ3アビやアニラ2アビなどのキャラスロウを積極的に活用することで上手く立ち回ることができます。敵のCTが満タンとなっている場合にはまずアテナ3アビやアニラ2アビを使用し、どちらかのスロウが当たった場合にはアテナ1アビやツイルコートなどを使って通常攻撃を受けることになります。余裕があればルーンナイフを使用したいのでここでは秘器を使用しないカット手段が優先です。キャラスロウが全て外れた場合には仕方ないので白煙弾を使ってCT技を受けることになります。HPトリガーを踏むとき以外はアテナ3アビのリキャスト毎にこれを繰り返し、アテナ3アビもアニラ2アビも使えないターンにはそのままCT技を受けてしまいます。

このようにキャラスロウを起点として行動決定することによって立ち回りをパターン化しつつ適度にCT技を遅延して赫刃の上昇を抑えることができます。なお主人公のスロウパウダーに関してはミスした時にCT技を白煙弾で受けることができなくなってしまうので基本的に本体25%以降で使用することはありません。

【アンスリア軸の個別事情】

本体25%からはターン加速フィールドによりアンスリアのバフが効果ターン切れで剥がれていることが多くなるので注意が必要です。1アビと3アビの使用間隔も同様に短縮されるので小まめに使用してアンスリアバフを維持する形となります。

 

・本体10%以降

【特殊技・特殊行動】

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10%パラロスはアテナ4アビで受けます。

3%パラロスについては、10%パラロスで使用したアテナ4アビのリキャストが基本的に間に合わないので4%付近からアビダメと奥義(リフレインを使用して5チェイン)によって最後まで削り切ることになります。

マグナ編成の火力でも問題なく削り切れることは確認済みです。火船火炉を用意できない場合など奥義〆の火力に不安がある場合には必殺スキルを持つ夏ノ陽炎や終末武器に英傑(謳歌のチェイン)を付けるのも選択肢です。

【この区間の進み方】

この区間の立ち回り自体は単純明快です。討伐の具体的な流れについては引用したツイートにまとめてあるのでそちらを参照してください。

本体10%以降は敵の攻撃の威力が大きく上昇するため、通常攻撃(ほぼ確定TA)よりもCT技を受けるほうが安全です。オービタルブラックは被弾が3発しかないため白煙弾+で受ければどれだけ威力が高くても全て避けることができるからです。そのため本体10%以降はスロウを使っても状況が悪くなるだけなのでスロウは使用しません。

通常攻撃を受ける際にはアテナ1アビ+ツイルコートの90%カットで受けます。アンスリア軸の場合には完全回避+ディヴォーションで受けることもできます。この場面でアテナ1アビを使用して安全に受けることができるのは非常に大きいです。ジーク等を採用して3%パラロスを100%カットで受ける編成では通常攻撃をアテナ1アビなしで耐える必要があります。

最終的に4%付近からアビダメと奥義で削り切ることになるため、本体10%以降は奥義ゲージとアビリティの再使用間隔に注意が必要です。奥義ゲージについては10%以降は基本的に奥義オフで進行しておくのが安全です。またダメアビについても使用するのは10%パラロスを受けるターンあたりまでにしておくのが安全です。とはいえ、本体10%から4%までの削りを控えすぎると2回目の通常攻撃を受けなければならなくなってしまう(アテナ1アビの再使間隔を考慮すると通常攻撃は1回しか受けられない)ので、それぞれの編成による実際の削れ具合を見ながらある程度削りかたを調整できるのが理想です。3%パラロス手前の時点でターン進行の加速具合によりアテナ4アビが帰ってきている時にはありがたく使用します

【ネモネ軸の個別事情】

奥義で飛ばす場面になったらネモネ3アビを必ず使用します。

ネモネ3アビの完全回避(2回)は「そのターン中の全ての攻撃を回避する」という効果が2回付与されるというものなので、この場面で使用すると①直後に受けるパラロスと②次ターンのオービタルブラックを全て回避するという結果になります。ネモネが回避して生存するということはアビダメ自動発動による削りが発生するということなので、奥義〆に合わせて3アビを使用しておくことで削り残しが生じた場合にもネモネで倒し切ることができます

【アンスリア軸の個別事情】

アンスリア軸はネモネ軸よりもターンあたりの火力が低いため、本体10%から3%までの間に通常攻撃を2回受けることになる場合があります。10%以降で2回目のオービタルブラックを受けてもまだ4%に到達していない場合がこれにあたります。

この場合、1回目の通常攻撃はアテナ1アビとツイルコートで受けて、2回目の通常攻撃は完全回避とディヴォーションで受けることになります。この区間では奥義オフで進行していくことになるためアンスリアに完全回避を付与できる手段は1アビだけとなります。本体10%以降はアンスリア1アビを使用せずに温存しておくのが無難です。この区間では敵の攻撃を正面から受けることがほぼ無いため、回避+敵対心バフを維持する必要もありません。

最後の飛ばしで削り残しが生じた場合、アンスリアは奥義(1アビ発動)による完全回避で1人だけパラロスを避けて生存します。アンスリアは3アビを使用すると奥義を再度打てるようになるので多少の削り残しであればアンスリア単奥義で倒し切ることができます。

 

ここまで時間内に完走できれば討伐成功です。

お疲れ様でした。

 

4 おわり

最後までお読みいただきありがとうございます。

2021年6月下旬、アテナの最終上限解放実装により編成の基本部分に大きな変更が生じたため記事全体の内容を最新版のものに全て更新しました。もともとは私が考案したアンスリア軸の布教記事として書いたものでしたが、今回の全面改定に際してネモネ軸の解説も本格的に記事の内容に取り込みました。アンスリア軸とネモネ軸は編成や立ち回りに共通点が多いため別々の記事で解説するのは非効率(というか面倒)だと考えたためです。結果として今回の改訂はほとんど「記事の書き直し」に近いくらいの大規模なものとなってしまいました。

記事の内容は編成時や討伐時に私が考えていること(のうち重要部分)をひと通り書き出したものなので文章量がかなり多くなっています。いきなり全てをトレースするのではなく辞書的に使うのもアリかもしれません。

 

拙い文章ですが参考になれば幸いです。 

疑問点があればTwitterで聞いてください。リプでもDMでも遠慮なく。

(@currybread_gbf)